6月後半の教室のお献立

夏野菜の代表選手と言えば、茄子や青唐辛子。これらの野菜も、温室での栽培や流通の発達の恩恵を受けて、今では年中スーパーに並んでいます

よね。でも、夏野菜には体にこもった熱を排出する作用があると言われています。暑い季節をバテずに過ごすためにも、これからの季節にしっかりと食べておきたい食材たちです。

さて、すまや 京おばんざい教室では、そんな夏やさいをたっぷり使った初夏のお献立をお教えしています。

◆ごぼうと牛肉と万願寺唐辛子の炊いたん
出始めの今ごろ、まだ外皮の柔らかな茄子を油で揚げてトロトロに。さやいんげんと合わせてごま味噌で和えています。ごまの香りもこうばしく、ごはんが進む野菜のおばんざい!

◆揚げなすとさやいんげんのごま味噌和え
もう1品、京都の夏野菜を代表する万願寺唐辛子。普通の青唐辛子よりも長く、ヒョロヒョロと曲がった姿が個性的なこの京野菜は、ほんのり甘苦くて柔らか。焼き浸しなどシンプルな仕立てでも充分においしいけど、今回はちょっぴり手間をかけて若ごぼうと牛肉を合わせて炊いたんに。

ところでこの「炊いたん」。
京都では馴染みの言葉で、煮炊きしたおばんざいのことを言います。聞きなれない人には「タイタン」とアニメのキャラか古代ローマ神話に登場してる!?と思われますが、さにあらず。家庭の一般的な調理法のことなんです(笑)。

◆かしわの柚子胡椒焼き
主菜はかしわの柚子胡椒焼き。
この「かしわ」も京都の昭和世代には口慣れた言葉で、鶏肉のこと。決して「かしわ餅」のことではありません(笑)
今回はこの「かしわ」を照り焼き風にタレ焼きにして、仕上げに柚子胡椒のアクセントを加えました。ちょっと大人の味で、よく冷えたビールや白ワインとの相性も抜群!でした。


◆蕎麦寿司
◆蕎麦すいとん汁
締めの品は蕎麦を使った2品。
束ねて茹でた乾麺の蕎麦を巻き寿司。ダシを煮立てず作るのに、天然だしの旨味をしっかり含むラクチンめんつゆで食べる麺料理です。ところでこの束ねた蕎麦は、束の根本を切り落として使います。気になる根本も捨てずに、粉を練り合わせてすいとんに丸めて、汁物の具材としていただきます。

山に囲まれ、海や農産地から離れて、食材を遠方から運び入れてる京都らしい、素材を大切に使い切る工夫に満ちたおばんざいです。


すまや 京おばんざい教室では、体験レッスンを受付ています。ホームページでレッスン日程をチェック! お気軽にお問合せください。
お電話: 075-351-4598



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