もうすぐ2月、街のお店にはバレンタインコーナーが続々と用意され、世の女性たちはそわそわ……。
家族に友人、大切なあの人へとチョコレート作りに余念がありません。
さて、今日の話題は、
「チョコレートはたくさん食べたら虫歯になるのよ!」
なんて母親から言われて育った方も多いかと思いますが、実はチョコレートには虫歯予防に効く成分が含まれているというお話。
チョコレートは甘いから虫歯になりやすい、と一般的に思われており、ほんの数年前までは学者たちの間でも本当にそうだと思われていました。
しかし、最近の研究で、チョコレートの原料であるカカオの成分に、口の中の虫歯菌の繁殖を抑える効果があることが判明しました。
そう、ここがポイント。
これはカカオの成分の話なのです。
ですから、市販の糖分たっぷりのチョコレートでは、むしろ糖分が虫歯菌に栄養をもりもりと与えてしまい、この効果はさほど期待できません。
むしろ、食べれば食べるほど糖分のせいで虫歯菌が繁殖する恐れすらあります。
よって、カカオの虫歯予防を期待するのなら、糖分の入っていないタイプのココアがおすすめです!
冬の寒い日にはほっこり体もあたたまるので、ピッタリ♪
ちなみに一説では、カカオには虫歯予防で有名な緑茶や烏龍茶以上の虫歯予防効果があり、歯垢までできにくくしてくれるとか。